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Field Report
11/2〜3 手取川サーモンフィッシング釣行記
Photo & Text by Nomura

いよいよサケのシーズンがやってきました!
 石川県手取川サーモンフィッシング、11/2〜3日の実釣二日間の遠征です。
今回は昨年のメンバーと同じで、初めての人はいません。
僕は今年で3度目の釣行になります。
メンバーはいつもの九頭竜メンバー、
サケ釣り4度目のブラザー忠、奈良のフウタ師匠、昨年に続き2度目のヨッシーとドン太君、
そして僕の計5人です。

事前情報では、今年のサケは遡上が遅れているせいか、
10月18日からサケ有効利用調査が始まってから、不漁が続いていて、
僕達が釣行する日までの釣獲数は、一人平均一日約0.3匹前後の日が多く、
ボウズ当たり前の釣行になるだろうということだった。

10月に先に釣行に行っていた知人情報でも、知っている人だけで、
8人ほど「2日間まるボウズ」という報告もあり、今回はかなり厳しい状況だ。


一日目

早朝受付後、早速ポイントへ。
事前情報では、上流側が前日釣れていたと聞いていたが、
様子を探るために、上流と下流の二手に分かれることにした。

上流には、この日合流した大阪組のやんちゃんと清水君、そして僕とドン太くん。
下流には、ヨッシー、ブラザー忠、フウタ師匠。

そして、釣り開始。
今回は一日一匹釣れれば良し!という釣行だけに、みんないつもより目つきも違ってて集中している。

始まって10分程、いきなりドン太くんにヒット!

   

ガッチリ、ルアーをくわえている!
まずまずのメスをランディングし、ドン太くんがまずボウズを免れる。

それから数時間、残りの三人にアタリはない。、まわりを見ても時折スレで掛かっているが、
ガッチリとルアーをくわえたサケのヒットはない…。



朝のうちの食いがいい時に釣っておかないと、後半は厳しいと思っていたが、
三人はアタリなしでお昼をむかえようとしていた。

ここでひとまず下流にいるヨッシーに電話で状況を聞くことに…。
「そっちはどう?こっちは一匹だけ…。」
「え〜!もうこっちは三人で5匹ばあ釣ったで。」
「うそぉ〜?上流は見える範囲の30人ぐらいで3匹ぐらいしか釣れてないで。」
「もう釣れんなったけど、下流は朝のうち結構アタったで〜。」

上流を選んだ僕達は完全にポイントを外してしまったようだ。
お昼からはみんなで下流に移動することにした。



お昼はいつもの、現地でお湯を沸かしてカップラーメン。
野外で食べると、メチャクチャ美味いラーメンに変貌する。

下流に移動後、回りを見渡してもアタリはない。
やはり午前中で終わってしまったのか…。

そんな時、僕のミノーにヒット!



スレを防ぐため、リアにシングルフックを上向きに一本だけ装着した
僕のミノーをガッチリくわえていた。
今回目標としていたミノーで釣れたのでひとまずホッとした。

その後は、餌釣りのフウタ師匠が順調に釣り上げていくが、
他の人にはあまりアタらず、この日は餌釣りに分があったようだ。

検量所に繋いでおいた雄を持って行くと、釣果を聞いて少しビックリ!
この日の結果は、93人、釣獲数44匹、一人平均0.47匹。
僕達のグループは、全7人で15匹程釣っていたので、検量所の人もビックリしていた。
(ほとんどフウタ師匠の手柄で、僕は一匹しか釣ってないが…)

僕もなんとかサケを釣ることができ、一日目が終了した。

今回は全員で宿に泊まることにしていたので、買い物をすませホテルに直行。



豪華なお料理にナイスなおばちゃん付き!



夕食、お風呂が終わると、すぐに明日の準備を始めるヨッシーとドン太くん。
この後、すぐに爆睡zzzzz


二日目

全員昨日朝のうちによく釣れた下流部で釣ることに…。
一日のみの釣行だった大阪組のやんちゃんと清水君は今日でおわかれ。
二日目は5人で下流を攻める。

早朝すぐにフウタ師匠はアタリをとり、順調に釣り上げていく。

   


他のルアー勢には、なかなかアタらない。
数時間後、僕のロッドにかすかな感触が…。
巻き上げてみるとなんと20cmちょっとのアユカケ!(カマキリ)

   

子供の頃、近所の川で一度だけ捕まえたことがあるが、最近ではとても珍しい魚。
一部の県(地域)では、天然記念物になっていると昔「釣りキチ三平」で読んだことがある。
北陸地方では、九頭竜川で養殖に成功し、絶滅危惧されていたアユカケも
最近では放流事業で以前より増えている。 とテレビで見たことがあるが。
僕も実際、九頭竜川と足羽川で釣ったことがあり、これで釣り上げたのは3度目だ。

しばらくアタリから遠のき、ドン太くんもヨッシーも僕も
近辺をうろうろとルアーに試行錯誤しながら釣り歩く。

するとようやくヨッシーと僕にヒット!

    

あとはドン太くんとブラザー忠。
ここで、昨年6.88kgの大物を最終日の夕方終了間際に釣り上げた
ブラザー忠が粘りをみせる!

今回、新たな楽しみと課題を持ってきていたブラザー忠。
うちの店がバスのトップウォーターもメインでやっていることから、
ブラザー忠は今回、「ダイレクトリールでサケを釣る!」
という目標をかかげていた…。

タックルは、#414リボルバーにB.P.グリップ、ロッドは5.6ftのY・STYLE CUSTOM RODS。
一日目は、ダイレクトはフッキングしずらいっ!っといって諦め掛けていたが、
またしても最終日夕方終了間際、遂にそのタックルでヒットに持ち込む。

    

物凄いスピードで上流へ走るサケ。
リールのハンドルは今まで見たことの無いスピードで逆転している。
必至でスプールを親指で押さえて止めようとするが、その時にアクシデント?発生!
「あっあっ… あっつい〜!」
ブラザー忠の親指が燃えている…(笑)。
とっさにリールを川に浸ばけるブラザー忠。その光景に一同大爆笑!!
その後、なんとか時間のかかったやりとりの末、サケをランディング。
最後にみんなを楽しませた。


今回は釣果の方は厳しかったが、2日間通してボウズはなく、
なんとか全員釣れたので、結果的に満足できる釣行となった。

それから忙しい中、いろいろな人に協力して頂き、
年に一度の遠征が楽しく行けることに感謝したい。
皆さん有難う御座いました。




〜PS@〜
ヨッシーのTシャツ&短パン&サンダルがちょっと可笑しい。
11月の石川県なのに、なんか勘違いしている…。


〜PSA〜
来年こそは九頭竜川へ



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