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Field Report
9/16  四国最大のリザーバー PartU
Text by Nomura
Photo by Nomura

四国最大のリザーバー早明浦ダム
近所のジョーと再挑戦!

しかし、事前情報通り
先週からの朝晩の冷え込みでやはりバスは沈んでいました。
見えバス皆無、ボイルも皆無。
上流はターン気味で濁り発生、
季節の変わり目で、状況は最悪でした。


だが、今回は前回とは水位が全く違う。
前回は貯水率100%の満水、今回は60%
そう、あの早明浦独特の立ち木群が出てくる水位…

立ち木
僕が今まで釣りをした四国のリザーバーの中でも間違いなく、
数(本数)、ロケーション
、ともに一番の立ち木リザーバーだ。



この雰囲気…
写真では伝わりにくいですが、最高です。

朝の霧、岬、立ち木・・・
静寂

何かが起きそうな予感…

と、思ったらホントに
ジョーのカポネのジャークに…

 

赤土の岬
赤く光る水面が炸裂する!



意外にあっさり、朝一の一匹。



しかし…

 

AM9時
あれから3時間ノーバイ。

朝一のゴールデンタイム終了。。。
ここまで、1バイト1フィッシュ、
やっぱ、状況悪すぎ…

 

それでも、淡々と立ち木にキャストし続ける。
早明浦バスは絶対立ち木につく!
と、信じて…



そして、遂に…

立ち木の密集する地帯を通りすぎ、
離れた横の2本の立ち木で、

ガボッ!

き、キタッ!

ボート際でぐいぐいとロッドを絞り込む!
一瞬、50UPかと思わせるもの凄い突っ込みをかわし、なんとかキャッチ。



約3時間半後のバイトはコンディションの良い45cm!!
久しぶりにめちゃ嬉しい一匹。

ルアーは、スラップハッピー
今回は、フィールドが減水傾向にあり、岸際のチップ、落ち葉、流木が少ないと予想し、
ノリ、バレにくさ重視でスラップハッピーのフックをTRES CACTUSトリプルに交換していた。
また、バスが深いということでアピール重視でピック・フラップを装着、
してやったり…

と、思いきや
このフック選択、実はあとで失敗と判明。(あとで説明)
実際、現場で釣りをしてみて、あれこれ考えながら
ルアー、タックルを選ぶのもバス釣りの楽しさ、
うまくいかない事は次の釣行に繋がるのである。



バスの稚魚、ベイトは沢山いた。
が、透明度が5mはゆうにあるクリアウォーターで
今日はバスが全く見えない。

昼間は全くバイトなし。
昼食休憩を挟み、夕方に期待する。



3時をまわったところで
遂にバイトを得る。
ジョーがカポネスラップハッピープロップ
で、連続バイト!

 

やはり、深いバスを浮かす
アピール大のプラグがよいようだ。

で、さっきのフックの話。
Wフックのスラップハッピープロップ
バイトしてくるバスは殆どノッて、しかも全部バレない。
出る時は本気だ。

そして、すべてバイトは立ち木
早明浦特有の密集する立ち木群にリトリーブコースを見いだし、キャストする。
奥まで入ったところでもしバイトすると、朝の40UPの引きを思い返せば、
ハッキリ言って、かなりの確率で巻かれてしまう。
この時期の早明浦バスは引きがとにかく強い…。

巻かれた後の事を考えると、
ゴリ巻きで寄せてくる際、トリプルだと木にルアーが掛かる確率が極めて高い。
バスに掛かった針以外の針先の本数が多いからだ。

これは掛かり方と運にも左右されるけど、
Wフックだとトリプルに比べて抜けてくる確率は格段に上がる。

朝の40UPは立ち木の横だったので、立ち木に触れずに抜けてきたが、
やっぱり、こうゆうポイントではWフックの方が大きいバスを獲りやすいのでは…
という結論になった。 夕方頃に…

で、そのあと…
ジョーのスラップハッピープロップ
立ち木の奥でヒットした30cm超のバスに見事に巻かれました(笑)。
Wフックでも引っ掛かる時は引っ掛かりますから…



でも、網で掬って獲れました。
良かった、良かった…。

結局終わってみれば、
二人で6本
状況を考えると運が良かったです。

水温が落ち着けば、もっと良い釣りが出来そう…
今年もう一度、早明浦に行きたいと思います。


PS:
また、ハッピーバスは釣れませんでした…(悔)


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*早明浦ダム湖面での釣りは事前に登録が必要です。
詳しくは、早明浦ダム湖面利用者協議会へお問い合せ下さい。


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